お互いのプラスアルファの交わりで、作品は創りあげられる。
「それを考えるのが、そちらの仕事でしょ」とクライアントの担当者から言われることがあります。ちらしのデザインを提案して、一発でOKをもらえる場合もあれば、3回目の提案でもOKをもらえない場合があります。「デザインコンセプトの方向性を変えましょうか?」「どの部分が良くないのでしょうか?」「何か参考になる材料等ありませんか?」とクライアントの担当者に依頼します。「それを考えるのが、そちらの仕事でしょ」と言われると、デザイナーは行き詰ってしまいます。
仕事のやり取りで一番いけないのが“丸投げ”です。取引業社にできることは、クライアント及びその担当者のサポートでしかありません。クライアント担当者の案件に対して考え方・構想があって、企画の軸がしっかりしていることが大切です。企画の軸がない場合に、仕事に無駄が発生します。クライアント担当者の案件に関する“思い”に、デザイナーがプラスアルファの味付けで応える。提出されたデザインに今度は、クライアントの担当者が、プラスアルファの味付けを加える。そのやり取りの上書きが、良い作品になるのです。
軸がしっかりしている担当者は「このメインコピーの色を金赤からオレンジに変えてみてください」「背景のイメージ写真ですが、もう少し明るいものと変えてください」と言うふうに、具体的な指示を出すことができるのです。






