クーポンをつければサービスだ、と勘違いしてはいけません。

クーポンをつけないと、お客さんは来てくれない」「クーポンをつけないと広告の反応がわからない」と言われます。10万円の広告で20枚のクーポンを回収できたと、確かに数字的には明確です。クーポン雑誌でナンバー1のホットペッパーは、いろいろなお店のクーポン特典が一目で比較できる紙面を作ったことが成功しました。“今度”ではなく、“今”行くお店(複数で)の選択には格好の媒体です。新規の市場が次から次へと生まれる街の中心部にあるお店が有効活用しています。でも、地域密着の個人経営のお店は、リピーターのお客様をつくらなければ、生き残れません。クーポンが悪いのではありません。クーポンに頼ってはいけないということです。

クーポンがあることによって、お客様とスタッフのコミュニケーションがなくなることがいけないのです。ある洋菓子店が新作のケーキを創りました。「新作キャンペーン」として、新作のケーキをご注文のお客様には、コーヒーを100円でご提供しますという内容にしました。この場合、スタッフとお客様の会話がはずむことが、コミュニケーションになります。ある意味でクーポンを付けた方が、お店側の対応は楽になります。

クーポンがなくて、広告効果をはかるには、スタッフのお客様に対する観察力が必要になります。その観察力こそが、お客様の本当の心理を感じ取ることができ、次なる新しいサービスの開発に繋がるのです。

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