「モノ」より「情報」を提供!
「ラルフローレン」を求めているのか、「ジャケット」を求めているのか。
百貨店の統合が始まりました。地元松坂屋も大丸との統合により、セールスマネージャーのすぐ上が部長という組織体制になりました。先日、松坂屋さんにジャケットを見に行きました。「ラルフローレン」コーナーで、紺の夏用ジャケットを試着しました。デザイン的には気に入ったのですが、私の体型(ウエスト85センチ)により前ボタンのところが少しきつかったので迷いました。「この商品はカジュアルですので、前は締めなくていいので気になりませんですよ」とお店のスタッフに言われました。なるほどとも思いながら、買わずに同じ階の「ポールスチュアート」コーナーに行きました。同じように夏用ジャケットを試着、少しゆったりとしたデザインで、私の体型にフィットしました。サマーバーゲンが近いので、結局買わなかったのですが・・・。百貨店っておしいなぁと思いました。ラルフローレンのスタッフがラルフローレンで試着したお客様に、ポールスチュアートの商品の情報も提供できたらいかがでしょうか。五大陸、ブルックスブラザース等の商品情報を提供できたらいかがでしょうか。
百貨店はエンターテインメントビジネスです。「モノ」以上に「楽しさ」を提供できたらなと思います。新宿の伊勢丹・メンズ館のスーツコーナーは、ブランドの境界線が強くありません。ブランドの主張も控えめです。伊勢丹の1Fには、他の百貨店のようなルイ・ヴィトンがありません。ブランドの提供をサービスと考えるのか、買い物の楽しさをサービスと考えるかの違いです。
「ラルフローレン」を買いに来た人に、他のブランドを勧めるのは失礼です。お客様が何を求めているかによって、提供するサービスが変わるのです。「ラルフーローレンのジャケット」を買いに来たお客様には、前ボタンのところがきつくても、ラルフローレンを勧めるのは正しいのかもしれません。






