お客様に選ばれるお店なのか、選ばれないお店なのか。
はっきりした良い時代になったのです。

先日のオンワード社員家族販売初日は、例年以上の人出で、レジに並ぶお客様でごった返したそうです。アウトレット長島の活況ぶりも相変わらずのようです。景気が悪いと言われながらも、お客様が集まるところには集まるのです。生活必需品でないかぎり、買うには自分自身への言い訳が必要です。百貨店での販売価格より30%安いとか、去年モデルだから40%安いとか、少し汚れているから20%安いとか、「だから今、買わないと損な気がする」という言い訳が成立します。

お金はあるのです。財布の紐が硬くなったのです。財布の紐をゆるくするには、お買い得感だけではだめです。ドキドキするくらいの楽しさがいります。社員家族販売も、アウトレットも店員さんからの営業的な圧迫感がありませんし、買わないでその場を離れる時のストレスも感じなくてすみます。通常のお店だと、その商品がお買い得かどうかの店員さんとのやり取りが派生しますが、社員家族販売も、アウトレットも「プライスは魅力的にちがいない!」というところから、店員さんとコミュニケーションできるところがすごいのです。

流通が成熟しました。旬なものを、いち早く、しかも多い選択肢の中から選ぶ価値観で、プロパーで買うのか。デザイン、カラー、人気度などある程度は妥協してでも、プライスオフで購入するのか。お客様の選択肢が増えました。あなたのお店はどのポジショニングにいて、どういう価値感を提供できているのでしょうか。

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